滋賀県議会 2022-03-08 令和 4年 3月 8日予算特別委員会環境・農水分科会−03月08日-01号
まず、ヨシ帯の造成については、もともと琵琶湖周辺に水ヨシ帯が99ヘクタールほどありましたが、開発や水位の低下の影響もあり非常に減ってきましたので、まずはその水準を目指して計画的に整備を進めています。全体として8割ほど整備が進んでいると思っています。
まず、ヨシ帯の造成については、もともと琵琶湖周辺に水ヨシ帯が99ヘクタールほどありましたが、開発や水位の低下の影響もあり非常に減ってきましたので、まずはその水準を目指して計画的に整備を進めています。全体として8割ほど整備が進んでいると思っています。
◎西川 農政水産部長 今ほど申し上げたような課題が顕在化しております代表的な施設、これは赤野井湾でございますけれども、造成当時と比較した水ヨシ帯面積の変化であったり、水中を含む浮産卵床の状態の確認などを行い、産卵繁殖場としての機能を調査いたしますとともに、底質――底の状態です。
在来魚介類につきましては、水ヨシ帯の造成や種苗放流などにより、ホンモロコなどに回復の兆しが見られますものの、アユ資源の不安定化など、全体として見ると厳しい状況にあります。 また、森林につきましては、捕獲や被害防除などの獣害対策により、ニホンジカによる林業被害面積は減少傾向にありますものの、下層植生の衰退が続いているという、こういう状況がございます。
◆山本正 委員 柳のことをお聞きしたいのですけれども、以前、水ヨシ帯については1960年ごろにほぼ戻ったという記事があって、たしか柳がふえてきたことが問題であるという記載があったと記憶しているのです。現在の柳の対策について、人力で除去しているけれども、これから検討が必要であるということですが、現状を教えていただきたいと思います。
在来魚介類につきましては、水ヨシ帯の造成や種苗放流などによりホンモロコなどに回復の兆しが見られますものの、アユ資源の不安定化など、全体として見ると厳しい状況にございます。 森林につきましては、捕獲や被害防除などの獣害対策により、ニホンジカによる林業被害面積は減少傾向にありますものの、下層植生の衰退が続いています。
◎二宮 水産課長 琵琶湖総合開発で、湖岸堤がどれだけ減ったかは別にして、我々としては、例えば水ヨシ帯が昭和40年代ぐらいに大体99ヘクタールぐらいあったと把握しています。細かな数字は確認して申し上げますが、六十何ヘクタールぐらいまで減ったと我々は把握しています。それに対して現在、全体の80ヘクタール程度の水ヨシ帯の回復を目指して整備を行っているところです。
例えば2番の①の水ヨシ帯などの減少について、例えば内湖の減少、ヨシ帯の減少、柳、ハンノキ帯の減少と分けると、魚種とも対応するので、そういう見方も入れてほしいことを要望して終わります。 ◎二宮 水産課長 全てが南湖に行っているわけでは当然ありませんので、少し言い方が悪かったと思っております。
また、産卵繁殖場となります水ヨシ帯の造成や外来魚の駆除などを実施しておりますほか、漁業者の皆様には、サイズが小さいものや卵を持たない時期の商品価値の低いニゴロブナの漁獲を自粛する、資源管理にも取り組んでいただいているところでございます。
その原因として、例えば外来魚のことや、産卵・繁殖上の水ヨシ帯の状況、そういったものがよくなかったのかもしれないと思っているのですが、その辺はもっと分析していかなければならないと思っております。 ◆杉本敏隆 委員 漁師に話を聞くと、雄が多い、もう一つは体形が非常に大きいということです。
主な減少要因といたしましては、水ヨシ帯などの産卵繁殖場の減少、外来魚やカワウによる食害、水草の大量繁茂などによる漁場環境の悪化が考えられ、現在、水ヨシ帯や砂地の造成、外来魚駆除、湖底耕うんや稚魚の放流など資源回復の取り組みを進めているところでございます。その結果、近年ではニゴロブナやホンモロコの漁獲に回復の兆しが見えてきたところでございますが、まだまだ本格的な回復に至っておりません。
また、赤野井湾においては、オオバナミズキンバイなど、またほかにも抽水植物がたくさんございまして、こうした抽水植物によりまして、かつてあった水ヨシ帯がかなり侵食されている、そういう現状もございます。
また、魚介類の生息地や産卵繁殖場を回復させるため、砂地や水ヨシ帯の造成を行ってまいります。 次に地域づくりの視点でございます。 1つ目、「多様な主体による農地等の維持保全」として、農業・農村の有する多面的機能の維持、発展を図るため、世代をつなぐ農村まるごと保全事業により、新たに田んぼの貯留機能を高める活動も対象に加え、地域の共同活動を支援し、活力ある農村づくりを目指してまいります。
一方、琵琶湖の水位低下は水草の大量繁茂の要因の一つであると指摘されておりますほか、魚類の産卵、生育の場である水ヨシ帯への影響などがあると評価しております。 5点目、瀬田川洗堰操作規則についてでございますが、この規則は、上下流で意見が対立する中、国を初め、関係府県の長年にわたる調整の結果、制定されたものであります。
また水位の低下により、ホンモロコなどの魚類の卵が干上がる、いわゆる干出や産卵、生育の場である水ヨシ帯への影響があるほか、洗堰からの放流量が大きいときにはエリ漁への影響もあると認識しております。瀬田川洗堰による水位操作の改善といたしまして、現在洪水期前には魚の産卵に配慮した水位操作が行われております。
◎西川 水産課長 ヨシ帯造成でございますが、もともとは水ヨシ帯が昭和49年ころに約100ヘクタールほどあったと言われておりますが、これが平成15年には68ヘクタールまで減少しておりました。これを回復するために23年度までに26ヘクタール余り実施をしたところでございます。
◎西川 水産課長 ヨシ帯のこの事業につきましては、今記録がある中で昭和49年の資料で、琵琶湖全体で約99ヘクタールの水ヨシ帯があったということがわかっております。これが平成15年の時点で68ヘクタールまで減少しているということがございまして、これを回復しよういうことで、実は23年度までに26.7ヘクタールの水ヨシ帯の造成をしたところでございます。
また、水ヨシ帯や、あるいは、砂地の造成を引き続き実施します。さらに、外来魚の駆除につきましては、新たに電気ショッカーボートを整備し、オオクチバスを産卵の時期に効果的に捕獲するなどの実証事業を行いますとともに、カワウにつきましても、引き続き効果的な駆除に取り組んでまいる所存でございます。 以上、平成24年度の農政水産部の予算の概要についてご説明申し上げました。
新たに、内湖の機能を取り戻すため、琵琶湖の内湖の中で最大の面積を有し、多種類の在来種の生息が確認され、水ヨシ帯もよく発達している西の湖において、ニゴロブナやホンモロコの稚魚放流や外来魚駆除を集中して実施し、その効果を判定することにより、内湖の水産資源造成の評価を行ってまいります。 また、琵琶湖における外来魚対策を強化するため、新たにオオクチバス稚魚発生抑制事業に取り組んでまいります。
今日、その琵琶湖は、湖底の泥化や水ヨシ帯の減少、水草の異常繁茂、さらには、外来魚やカワウの繁殖といった要因で、かつての姿を失っており、これを一日も早く取り戻すことは県民の願いであり、中でも、琵琶湖のゆりかごとも言われております南湖の再生は、欠くことができないものと考えております。
ニゴロブナ等の魚類の重要な産卵、繁殖の場であります水ヨシ帯は、昭和49年に琵琶湖全体で約99ヘクタールございましたが、平成15年には約3分の2まで減少してしまいました。これを回復することを目標に、これまでに琵琶湖全体で約23ヘクタール、うち南湖で約11ヘクタールを造成しておりまして、引き続き目標達成に向け進めてまいります。